「脳活性 3Dトレーニング・ドリル」


(本書4ページより)
 人間は毎分毎秒、目からたくさんの情報を受け取りながら生活している。
 私達の受け取る情報の8割もが、目から入ってくると言われている。
 目はまさに「情報の窓」であり、人間の感覚の中で最高度に発達した器官である。
 こうした目の働きを、通常の人は「視力」としてとらえるが、実は視力は「ものを見る」働きのごく一部にすぎない。「ものを見る」働きには、目を通して受け取った情報を「判断する」力が大きく関わっていることを見逃してはいけないのだ。
 この判断力が知能を支えている。
 そこで私は「ものを見る」働きを総称して「眼力(がんりき)」という言葉で表現する。
 本書は頭の良し悪しにもつながる「眼力」を高め、その結果として知能をも高めるための実践書である。


学習研究社。2005年初版。
定価:1,000円(税込)。


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